テレビや雑誌で取り上げられることも多いかっさ。
かなり昔から石などを使って体に刺激を与えて痛みを緩和するために使われていたかっさですが、2500年前の中国の医学書にはかっさを使った治療方法が記載されていて民間療法として受け継がれています。
かっさには医学的根拠がないといった声もありますが、中医学ではかっさを使って肌をこすってツボを刺激することで五臓六腑が活性化されると言われています。
西洋医学においてもこすることで血行が良くなり新陳代謝が高まると言われているので、かっさには全く医学的根拠がないというのは嘘となります。
その上で、かっさが肌や体に悪いと言われているのはどんな理由なのか?危険性や効果なしといった噂についても調べてみました。
かっさが体や肌に悪いと言われる理由を調べてみた
まずは、なぜかっさが体や肌に悪いと言われているのか?その理由について調べてみました。
かっさが体に悪いと言われる理由
かっさが体に悪いと言われているのは、かっさを利用する時の体の状態によるところが大きいです。
例えば、満腹状態の時や飲酒後にかっさを使用すると体に悪いです。
なぜなら血行が良くなりすぎたり消化器官への血流が滞ることで消化不良を起こしてしまう可能性があるからです。
また、子供や妊婦の方もかっさが体に悪い影響を与える可能性があります。
こちらはリンパを流すことによる刺激になってしまう可能性があるからです。
なので、基本的に体調不良の時や飲食後、妊娠中など特殊な状況に置かれている人はかっさが体にとって悪い影響を与えてしまう可能性があるので注意しましょう。
注意というよりも、かっさはやらないほうがいいです。
どちらかと言えば、かっさは体に悪いというよりも、肌に悪いからやめたほうがいいといった声のほうが多かったです。
かっさが肌に悪いと言われる理由
かっさが肌に悪いと言われているのは、主にかっさの摩擦による肌への負担です。
例えば、かっさの力加減に関しては「優しく撫でるように扱う」といった意見もあれば「力を入れてリンパを流す」といった真逆の意見も存在します。
なので力加減がよくわからずに、強くやりすぎることによって肌への刺激となってしまう危険性があります。
かっさを力強く行うと、内出血となってそれが色素沈着を起こしてしまう可能性があります。よく、かっさの施術を受けた後に真っ赤になっている人を見たことがある人も多いと思いますが、まさにあのような状態です。
また、内出血にはならずとも肌への摩擦はシワやたるみの原因になります。
さらに、ニキビができている状態の時や、日焼けしている状態など、肌がダメージを受けている状態の時にかっさを使うと症状が悪化してしまう原因になります。
これが、かっさが体に悪い・肌に悪いと言われている理由になります。
ある程度は自分の体の状態からかっさを使わないことで避けられますが、かっさによる肌への摩擦問題についてはなかなか難しいものがあると思います。
なるべくオイルやクリームを使って肌への摩擦が起きないように使いたいですね。
かっさの危険性について
かっさの危険性について言われているのは、かっさを利用すると内出血のような形になって施術を受けた部分が真っ赤になることがよくあります。
この真っ赤になった内出血は、1週間もすれば徐々に消えていくのですが中にはなかなか跡が消えずに残ってしまったという人もいます。
これは、そもそも肌は体を守ることが目的になっているのですが、強い刺激を受けることで体を守らないといけないということで色々な反応が起こります。
その反応がそのまま肌の老化に繋がってしまう危険性があります。
例えば、シミができたり色素沈着ができてしまうのはその反応によるものです。
かっさにはメリットも多い反面で、デメリットのほうが勝ってしまう危険性があります。
なのでかっさによって得られるメリット・デメリットについてよく考えてから取り入れることをおすすめします。
かっさは効果なしという声もある
かっさ3日目やけどまだまだ効果ないねー????
— H?? (@pinachin18) January 23, 2014
かっさをやってみたけど全然効果がなかったという口コミもあります。
そもそもすぐに効果が出る美容法は数少ないと思いますが、かっさの場合は確実にデメリットもあるので続けるかどうか悩みどころという人も多いでしょう。
また使用する部分にもよると思います。
例えば、顔だとリスクも高いように感じますが、肩・二の腕・背中・足といったパーツならそこまで肌への摩擦に神経質になることもないと思います。
かっさにも色々な商品があって中には100均で購入できるかっさもありますが、使用するアイテムによっても期待値は変わってくるのかもしれませんね。
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